成功には原則があった。

その通りです。

私は、独立して初年度は「ビギナーズラック」で奇跡的に一部上場企業から仕事をいただくことができました。しかし、陣容を増やした次の年には「2年目のジンクス」が待っていました。なかなか売上も上がらない焦燥の日々でした。一年目に大手大口の顧客に恵まれたのはツキがあったからで、自分の実力ではないことに気付かされました。「俺はまだなんでもないじゃん」という時期にすがるつもりで精読しました。この本がなければ、その後の「大冒険」にも漕ぎ出せなかったと思っています。今でも大事な本です。

この本は、ITベンチャーを立ち上げてから、「やべっ、会社をどう回していくか全くわかってねぇ、俺」と必死になって読んだものです。ビジョンがいかに大事かをビジョナリーな会社と比較対象企業の対比で理路整然と解き明かしてくれます。時代を超える生存の法則と副題にあるように普遍的な法則に気付かされました。経営者の一番大事な仕事です。必読の一冊。

全米で経済誌「inc」が行った経営者へのアンケートで、上記の「7つの習慣」「ビジョナリーカンパニー」を抑えて堂々の一位。経営者同士の会話でも既読率高かったです。

個人的には、以下の本のほうがストンと腑に落ちました。

著者は、ガーバー氏のセミナーを日本で開催されている人です。

なんと!副題には、社長は「仕事」をやめなさいとあります。

社長が会社にいなくても、しっかりと仕事が回るような仕組みを作ることが大事だと説きます。私も創業当時は全くそうでした。営業出身なので、ガンガン新規営業の日々。職人から脱していませんでした。その悪循環から脱しかたが書いてあります。職人から経営者への脱皮です。急成長できたビジネスには「たった一つの仕組み」があります。同感です。