2018年2月4日
《書籍企画書》
女性起業応援団
日本野菜ソムリエ協会講師
中村小太郎
■タイトル 『すごい起業!』小商いのすすめ
■キャッチ
「買い手も、売り手も、世間も、三方良しの小さなお店の作り方」
■ 著者名:中村小太郎 (なかむらこたろう)
■企画の背景
◯社会環境
・シンギュラリティなどで職がなくなる
・高金利、高インフレ、超円安で企業倒産
・デフォルト、預金封鎖。歴史的に人類にとって最大のリスクは国家権力
→自分の身は自分で守るしかない。人的資本で生き延びるために独立開業に準備すべし
→年金破綻でも大丈夫。定年なし、一生現役。
◯創業環境
・空前の有利な貸付条件。超低金利、据置期間付き。
・シャッター商店街。空き店舗を有利に借りられる。
→独立しなきゃもったいない!
◯食を取り巻く意識の変化
・添加物に意識が向き始めている
・無農薬栽培野菜への注目
→成功法則「三方よし」が実現できる。
■企画の特徴
・超具体的である
→パン屋の創業シミュレーション
→事業計画書がフリーダウンロードできる
(野菜ソムリエ協会での講義では、延べ300人聴講中100人超がダウンロード)
→少人数私募債発行契約書フリーダウンロード
・即効性がある
→一人で創業する小さくてもキラリと光る店づくり
(スケールメリットではなくスモールメリットの訴求)
(世界で一番住みたい街ポートランドは大資本ではない小さなお店が多いことも特徴の一つだとの調査報告書がある)
・経験と実績の裏付けがある
→「弱み」を「強み」に変えるストーリーブランディングを実用し成功
→政策金融公庫担当者へのインタビュー
(聞いたからこそ、貸したい側の本音を伝えられる)
→なぜ預金通帳の提示を迫るかの答え
→借入申し込み
→応援してくれる友人の声を資金に!クラウドファンディングより実際的で簡単、同等以上の効果「少人数私募債」発行
・先達の名言もふんだんに!
→スティーブ・ジョブズ(Stay hungry,stay foolish.)で始まり、サン・テグジュペリ(計画のない目標は、ただの願い事にすぎない)ゲーテ(さぁ、今始めよう!)
で締めます。
■企画の意図
◯女性の手のひらに、独立開業できるという勇気を!
◯あなたも街の食べ物屋さんオーナーになれます。
◯ピンチは「みらいの自分」からの招待状です。
◯子供時代の「〇〇になりたい」という夢に火を点けます。
◯「食」に携わる良心持つ仲間を10000人規模に増やし、業界の悪しき常識を変革する。
◯読者に街の食育番長のような存在を目指して頂き、食の安心安全が守られる社会変革に寄与する。
◯政府の地方創生や女性の活躍促進の具体策につながる事業モデルとしての提案も実施。
■具体的事例としての練馬区氷川台でのパン屋創業ストーリー
少し前には街の一角に必ずと言ってよいほど存在していた街のパン屋さん。
いつもパンの焼きたての香ばしい匂いがして、思わずお腹が鳴ってしまった記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
少し頑固そうなおじさんと気だての良さそうなおばさんがご夫婦でやっているような小さなお店。
しかし、そんなお店も気づいてみると、いつのまにか閉店をしていたり、コンビニエンスストアになってしまったりしています。
そのような、添加物の入っていない安心安全で、焼きたてのパンが手軽に楽しめる手作りのお店が近くにあったら良いのになぁなどと思っていました。
子育てに一段落した嫁さんの夢である「自分の店」をそのような思いを含めてつくってみたらどうだろうかと考えて、実際にお店を企画し、準備し、開店し、軌道に乗るまでの実際と留意した方が良いことのようなノウハウをたっぷり詰め込んだ本を出版することで、
女性一人でも開業できることを伝えて行きたいと考えます。
小学生女子のなりたい職業No.1のパン屋さんに、今は違う職業についているけど必ずなれる、夢が実現するお手伝いになれば幸いだと思います。
同時に、
工業製品のように大量につくられて、大量に売られて、大量に売れ残って、廃棄されるようなパンを、本来の姿で提供できることを証明します。
これは、効率を追い求めた結果の原料である小麦への改良材の添加、セントラルキッチンでの製造→小売店までの自動車での運搬(Co2問題)→実際に食べるまでの時間を考えた保存料の添加という悪循環からの脱却を実現することでもあります。
また、立地も商店街のような人の往来が多いところではなくても十分に営業してやって行けることも証明します。
なにしろ店舗のコンセプトが「競合の無いところで圧倒的な品質」ですから。
近隣にコンビニエンスストアもなければ、もちろんパン屋さんもありません。
地下鉄の駅から15分、私鉄の駅からは20分という今までの店舗出店の条件からは最悪の立地です。
政府系の金融機関のご担当者も、ここでは無理だと匙を投げました。
でも、大丈夫です。
5坪のお店で年間売上1200万円を突破しました。
近江商人の心得でる「三方良し」のお店作り。
買い手良し:無添加で、安心安全な材料を丁寧に使ったパンなので安心して食べられる。
また、食パンなど卵と牛乳を使っていないので、アレルギーのお子様と授乳期のお母様も安心。
売り手良し:自分が丹精込めて作ったパンが売れるという喜び。またカウンター越しにお客様の笑顔を見られる喜び。
世間良し:
食育の起点になります。
正しい物を食べることの大事さを訴求できます。
ゴミの削減にも効果あります。
ゴミの1/3は梱包資材と言われていますので、それを減らすことができます。
また、何も無かったところに店舗ができるので、防犯上も効果があります。
*著者は、マーケティング分野での企画立案を仕事にしていることから事業計画書の立案の手伝いと、お店のコンセプトを設定し、
女子1人で切り盛りできるように店舗設計から棚の作成までの協力をする。
マーケティングの知識や経験だけでなく、昔読んだシューマッハーの「スモール イズ ビューティフル」を参考書に!
■企画の特徴
◯三方良しの古くて新しい「街のパン屋さん」の実際の起業ドキュメント
◯最悪の立地でも事業は軌道に乗ることを証明した「競合のないところで圧倒的な品質」という事業コンセプト
◯これからの戦略は「正直」しかない。古くて新しいオープンキッチンという業態の説明
◯著者は、日本野菜ソムリエ協会で「ひとりでできた!三方良しの小さなお店の作り方」という開業指南の講演を続けており、野菜ソムリエさんの開業を通じ「街の食育番長10000人」計画を進めている。あわせて、安心安全な手作りパン屋さんも10000人規模で開業されると社会が良くなるという夢を持っている。
■ターゲット
読者として
◯創業したいと思っている女性。
◯食関係の専門学校に通っている女性。
◯同専門学校を卒業したものの他業界で働いている女性。
◯今の職場でやりがいを感じることができていない女性。
創業支援として
◯地方創生の観点から定着化に具体策を持たない地方公共団体の担当部署。
◯女性の活躍促進プランの数値目標に苦慮している地方公共団体の担当部署。
・ 主婦
・ OL
■目次案
はじめに
中村小太郎という男
企画書、事業計画書作りで大手広告会社から信頼されたプランニングのプロが、ITベンチャーを立ち上げ、資金調達を成功させた経験や、大病(くも膜下出血!)から奇跡的に生還し、食の大事さに目覚めて嫁さんの夢であった「パン屋さん」の事業計画を練り、実際に手作りで開業、黒字に!
5坪のお店で年商1200万円。そのノウハウのすべてをオープンにします。
小さなお店の開業指南です。
中村小太郎 (株)リクルート社で社会人をスタートし、電通の外部マーケティングプランナーとして活躍。2000年にITベンチャーを立ち上げ、資金調達に成功。株主に電通、ソニー、NTT、伊藤忠商事、野村證券など。2012年に「女子一人で街のパン屋さん」のプロトタイプとして開業。
プロローグ おすすめのパン屋さんとは
「女子1人で街のパン屋さん」
女子1人でと言っても、1人で何から何までやらなくてはいけない訳ではありません。
ご主人や彼、息子さんには力仕事。
お母様やお嬢様には下ごしらえや総菜パンの中身の作成。
などタダで使えるものはフル活用しましょう。
人を雇うと、売れても売れなくても、お客さんが来ても来なくても、
東京都では最低賃金899円がかかります。
上手くいってる時は良いけど、きつい時には、お金だけではない精神的な負担になります。
「第一ターゲットは子育てママ」
「競合の無いところで圧倒的な品質」
添加物を使わずに、天然酵母の力でパンを作ろう。
安心安全を合言葉に!
〈コラム1〉
イーストフードは膨張剤、乳化剤は界面活性剤のことです。
大量生産メーカーの商品には要注意。
食品表示法の抜け穴は?
コンビニのサンドイッチの例。
神戸屋さんの勇気
「乳化剤、イーストフード不使用宣言」
「戦略は正直」
オープンフレッシュベーカリー
作っているところも、使っている材料もお見せして、
焼きたて、出来立てを販売し、
一日の分を売り切ったら終了。
ステップ1 パン屋さんの食べ歩きのすすめ
自分のお店の商品ラインアップのイメージ作り
値ごろ感の確認
求人の有無
なんと驚く食材リフィルの蔓延。
例えば、あの有名店のカレーパンもそうであったか!という発見があります。
ステップ2 ショップカード作成のすすめ
どこで開店するのか
自分は何と名乗るのか
差別化ポイントは何なのか
事業計画書も簡単スリーステップで!
〈コラム2〉
ショップカード兼名刺は準備中でも、修行中でもオーケー
ステップ3 開店準備は、スケジュール逆算で!のすすめ
ステップ4 お店を見つけましょう! 不便な場所だって大丈夫。
政策投資銀行に無理だと言われても黒字にできます。
不便であればあるほど競合の無い環境なわけですから。
ステップ5 食品衛生責任者の申請や保健所、消防などへの届け出など
ステップ6 開業準備あれこれ
〈コラム3〉
中古厨房用品店を最大活用!
新品でなければならないものと中古でもオーケーのものの軽重をつけましょう。
エピローグ
■装丁、単価の希望:
すいません、不勉強でどのようにしたら良いのかもわかりません。
■ 著者としての販売の協力
◯著者が講師を務める「日本野菜ソムリエ協会」のベジフル会員60000人への告知。
◯同協会での公演時のプロモーション。
◯地方創生会議への「地域流入後の定着化の方策」としてリクルート社と共同して提案。
◯総理府「女性のチャレンジ応援プラン」具体化のテキストとして位置づけられるように画策します。
◯日本出版販売株式会社と共同事業の経験があり、同社に知己が多く拡販協力をします。
他
■著者プロフィール
中村小太郎こと増永勝プロフィール
1960年東京に生まれる
1981年中央大学文学部卒業
同年4月協同広告株式会社入社
1982年リクルート社に転職 FromA創刊に立会う
その後数社を転職し、
1988年Esquire japanを発刊する株式会社ユーピーユーに入社
(Esquire japanはTSUTAYAを運営する株式会社シーシーシーに売却。会社は株式会社ウィルソンラーニングワールドワイドに営業権譲渡。)
同社のOBに、
田口ランディさん
(故)黒岩比佐子さん(『「食道楽」の人 村井弦斎』 サントリー文芸賞)
1993年島メディアネットワーク創業に参加
(元NHK会長の島桂次・故人を中心とするニュース配信サイト)
1996年独立し株式会社プラクシスを創業。
電通、富士通、パナソニック(当時は松下電器産業)などのインターネット化コンサルティングを提供。
コミュニティサイトであったwomen japan.comのCOOを務める。
2000年株式会社デモコム(de-mo.com)を創業。
本格的なインターネットマーケティングサイトとして、ジャフコや電通.comなどのVCと野村證券から資本金として4億4000万円を集める。
同社の株主に事業会社としてソニー、NTT-PCや伊藤忠商事等がある。
事業提携先に朝日新聞社と日本出版販売株式会社。
2004年同社を閉鎖。
2005年プラクシスホールディングス株式会社を設立。
広告のカテゴリーキラーとして急成長する。
2010年同社を共同代表者に譲渡。
合同会社ボーダーを設立し、インターネット及び広告分野での執筆、コンサルテーション、事業開発の企画などを提供中。
2012年9月25日脳内血管動脈瘤破裂によるくも膜下出血に倒れ、奇跡的に生還。
また練馬区氷川台で「天然酵母パンの店BORDER」を営み、「女性1人で切り盛りできる街のパン屋さん」という事業モデルの実証実験中。その延長で、現代の「食」を取り巻く問題点の解決に向け準備中。
片や、信州にて無農薬有機栽培、天日干し米の共同生産者でもある。
2015年7月より日本野菜ソムリエ協会にて講師を務める。
中村小太郎名義で日本野菜ソムリエ協会の非常勤講師として活躍、小さなお店の開業指南役。
第一回 「女子一人で街の◯◯屋さんのすすめ」
http://vf.way-nifty.com/vmc/2015/06/post-da3d.html
第二回「ひとりでできた!三方良しの小さなお店の作り方」
http://vf.way-nifty.com/vmc/2015/09/post-90a6.html
第三回(予定4/28実施)「さぁ、今はじめよう 物語ブランディングで三方良しの小さなお店の作り方」
http://vf.way-nifty.com/vmc/2016/01/post-b462.html
第四回「いつかは開業の、いつかは今だ!」スキ!を仕事に!
http://vf.way-nifty.com/vmc/2016/06/2016japan-29fa.html
第五回「すごい開業!」
http://vf.way-nifty.com/vmc/2016/10/post-e144.html